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Windows 11のトラブル原因は「システムファイル」にあった? その確認方法とはWindows 11のトラブルシューティング6選【第3回】

「Windows 11」搭載のPCで、明確な解決方法が存在しない問題が起こったとき、役立つのはトラブルシューティングの一連の方法を試してみることだ。システムファイルの修復に関する方法を紹介する。

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 MicrosoftのクライアントOS「Windows 11」で何らか解決しにくい不具合が発生したとき、エンドユーザーや企業のIT担当者はどのようなトラブルシューティングを試せばいいのか。幾つかある基本トラブルシーティングのうち、本稿は3つ目としてシステムファイルに関する方法を紹介する。

「Windows 11」のトラブルシューティングその3:システムファイル

 OSの更新プログラムの適用や、ストレージの空き容量を確保しても問題が解決しない場合、次は「システムファイルチェッカー」(SFC:System File Checker)を実行する。システムファイルチェッカーは、OSのシステムファイルの整合性を検証するコマンドラインツールだ。

 1つまたは複数のシステムファイルが破損している場合、もしくは一部のファイルのバージョンに誤りがある場合、Windows 11にさまざまな不具合が発生する可能性がある。

 システムファイルチェッカーを起動する手順は以下の通りだ。

  • 「スタート」をクリックし、「すべてのアプリ」をクリックする
  • 「Windowsツール」をクリックする
  • 「コマンドプロンプト」を右クリックし、ショートカットメニューから「管理者として実行」を選択する
  • コマンド「sfc /scannow」を入力してシステムファイルチェッカーを実行する

 問題が見つかった場合、システムファイルチェッカーは破損したファイルを表示し、修復する。


 第4回は、Windows 11が備えるトラブルシューティングツールを使用する方法を紹介する。

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