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初級者でも「PowerShell」がしっかり学べるオンライン基礎コースはこれだ:「PowerShell」オンラインコース10選【第2回】
オンラインでMicrosoft「PowerShell」の学習ができるコースは、初級者から上級者向けのものまでさまざまだ。初級者や中級者がPowerShellの基礎知識を習得できるコースを紹介しよう。
MicrosoftのクライアントOS「Windows」が標準搭載するコマンド実行ツール「PowerShell」。システム管理者はこれを使いこなすことで、さまざまな業務の自動化ができる。PowerShellの“プロ”になるには、どうすればいいのか。PowerShellが学べるオンライン学習コースを紹介する。
4.まず基礎から学ぶ「PowerShell 7 Fundamentals」
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連載:PowerShellを学ぶオンラインコース10選
「PowerShell」を活用するには
- 提供会社
- Pluralsight
- 対象バージョン
- PowerShell 7
- レベル
- 初級〜上級
- コース概要
- 初心者から上級者までを対象とする12のコースで構成。PowerShellの基礎を学習できる。このコースを受講するには、ネットワークやトラブル対処などWindowsの幅広い知識が必要になる。
- 初級者コースではPowerShellを使い始めるのに必要な情報が学べる。cmdlets(コマンドレット)の使い方やオブジェクトの操作方法、エイリアス(コマンド要素の代替名)の使用方法、ネットワークドライブなどを学習できる。
- 上級者コースは管理作業を自動化するためのスクリプト作成に重点を置く。それに加え、PowerShellの動作に異常が見られた場合の対処法も学習できる。じっくり時間をかけてPowerShellの深い知識を身に付けたいと考えている人に最適だ。
- 所要時間
- 24時間
- 受講料
- Pluralsightではコース単位の価格は設定されておらず、3種類の個人向けプランと2種類の企業向けプランが用意されている。個人向けプランは年額299ドルから。企業向けプランはユーザー1人当たり年額579ドルから。
5.「Practical Desired State Configuration」
- 提供会社
- Pluralsight
- 対象バージョン
- PowerShell 7
- レベル
- 上級
- コース概要
- PowerShellを使用して構成管理をするためのツール「Desired State Configuration」(DSC)を学習する。このコースはさまざまな実用例を交え、DSCの運用ノウハウに重点を置いている。例えばMicrosoftのディレクトリサービス「Active Directory」(AD)の構成と管理の方法を学べる。イベント(システム運用状況における変化)に関するデータを転送する「Windowsイベント転送」(WEF)の設定方法も学べる。このコースを受講するには、PowerShellとDSCの基礎知識が必要だ。
- 所要時間
- 4時間23分
- 受講料
- Pluralsightのサブスクリプションが必要
第3回は、PowerShellオンラインコースの第3弾としてLinkedInが提供するコースを取り上げる。
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