中堅企業でもできる、低コスト＆短期間で全社共通のデータ基盤を構築する方法：データのサイロ化を解消しAIの活用へ

AI活用の波は中堅企業にも訪れているが、データのサイロ化を解消しなければ、その一歩を踏み出すことは難しい。とはいえ、データ基盤の構築に有効なERPの導入は、コストや期間の面でハードルが高い。この問題を、どう解決すればよいのか。

[ITmedia]

　多くの中堅企業が、経営戦略に基づいたIT導入ではなく、部分最適にとどまっている。その結果、サイロ化したシステムやデータの管理コスト膨張が問題になっている。最近は、AI（人工知能）に期待が集まっているが、AIを有効に活用するにはデータを一つにまとめなければならず、多くの労力がかかる。

　データ基盤を構築する有効な方法としてERPの導入がある。しかし、ERPの導入費用は高額になりがちで、大企業はともかく中堅企業にとっては導入障壁が高い。中堅企業はどのようにして低コスト、短期間でデータ基盤を構築すればよいのか。

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