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「Java」の“引っ掛け問題”からエンジニアが得るべき教訓とはちょっとしたJavaの質問を深く考察する【後編】

「Java」や「Eclipse IDE」に関する“引っ掛け問題”は、Javaに関する知識を問うだけではない、さまざまな役割を備える。エンジニアがそこから学べることとは。

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 企業のシステム開発において、プログラミング言語・実行環境「Java」は根強い人気を誇る。Javaエンジニアとして活躍するために面接を受けた求職者は、Javaの知識を問う質問に出会うことがある。前編「『Java』の一見簡単そうな質問の“本当の答え”とは?」で取り上げた質問は、JavaとJava向け統合開発環境(IDE)「Eclipse IDE」を題材としている。問題文を注意深く読まなければ正しい答えを見落としてしまう、ある意味“揚げ足を取る”ような問題だ。

 そのような問題は、果たして本当に揚げ足を取るためだけに存在するのか。そうではないはずだ。プログラミングやJavaに関する引っ掛け問題から、エンジニアが学ぶべきこととは何なのか。

「Java」の“引っ掛け問題”から得られる重要な教訓

 私が言いたかったのは、「新しい仕事の面接ではディテールが重要だ」ということだ。正直なところ、前編で紹介したようなJavaとEclipse IDEの質問が、実際の求人面接で聞かれることはおそらくない。

 この質問を職場のエンジニアが応用できる例としては、以下がある。

  • 同僚をからかって開発チームの雰囲気を和らげる
  • Eclipse IDEの四半期ごとのリリースを祝う
  • 2024年4月に発生した皆既日食(total solar “eclipse”)を、Javaの視点から見てみる
    • 例えば、皆既日食のタイミングを算出するためのプログラムを考えてみたり、月食の各フェーズをJavaプログラミングの特定の概念や原則に関連付けて説明してみたりする。

 Javaの面接の準備をしている方に、就職活動で最高の幸運が訪れますように。

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