組織のサイロ化は情報共有の障壁となり、生産性を著しく低下させる。組織が大きくなるほど、運営上、このようなサイロ化に陥りやすい。ソフトウェア開発を手掛けるサイボウズと、フリマアプリで有名なメルカリも、サイロ化によって開発スピードが遅れるという課題を抱えていた。
本動画では、両社の持つ課題、サイロ化解消の取り組み、その成果を鼎談(ていだん)形式で紹介する。メルカリは、「AI Task Force」という横断組織を立ち上げた。これは本来、サイロ化解消のためのものではなく、全社的にAIを浸透させるための取り組みだ。しかし、その副産物としてサイロ化解消に寄与しているという。一方、サイボウズでも、全社的な情報共有を深掘りするために、AIの活用を検討しているという。
サイロ化解消の取り組みを積極的に進めても、失敗に終わる施策もある。動画からは、社会やマーケットが変化し、柔軟な対応が求められる中、両社が試行錯誤しながら最適な開発組織の構築に挑む姿勢が伺える。ぜひ参考にしていただきたい。