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CISAやAI監査資格を日本語で学べる NRIセキュアが認定講座を提供へNRIセキュアが提供

NRIセキュアテクノロジーズはISACAの認定資格の学習コンテンツを日本語で講義するトレーニングサービスを2026年2月から提供する。対象になる認定資格は何か。

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 NRIセキュアテクノロジーズは2025年10月10日、ITガバナンスや監査の国際団体ISACAの認定資格「Certified Information Systems Auditor」(CISA、公認情報システム監査人)の学習コンテンツを日本語で講義するトレーニングサービスを2026年2月に提供開始すると発表した。AI活用における安全性に関する認定資格向けトレーニングサービスも予定している。

社内の知見を外部向けサービスとして展開

 CISAは情報システムの監査、セキュリティ、ガバナンスに関する高度な知識や技能を認定する資格だ。この資格を取得すれば、同分野における自分の経験やノウハウを示し、キャリアアップにつなげられる。

 NRIセキュアテクノロジーズによると、同社は社内で多数の従業員がCISAを取得している。資格取得に向けて蓄積したノウハウを生かし、日本語対応のトレーニングを社外向けに提供する。講義はISACAの講師か、ISACAから認定を受けたNRIセキュアテクノロジーズの講師が担当する。トレーニング期間は4日間、初回は2026年2月に開催予定だ。

 2026年度中、NRIセキュアテクノロジーズはISACAの以下の認定資格のトレーニングサービス提供も予定している。

  • 「Certified Information Security Manager」(CISM、公認情報セキュリティマネジャー)
    • 情報セキュリティマネジメントの知識と経験を認定する。
  • 「Advanced in AI Audit」(AAIA)
    • AI の導入・運用に関する助言や、AI 監査プロセスを効率化するスキルを認定する。

 ISACAはAIの普及や攻撃の巧妙化を受け、これらの分野のスキルを取得するための認定資格提供に注力している。日本のIT業界でも専門性がより重視されるようになっており、認定資格を武器に自分の専門性をアピールできる。NRIセキュアテクノロジーズは日本語でのトレーニングサービスによって認定資格取得に必要な知識の習得のハードルを下げ、セキュリティ対策の推進につなげる狙いがあると説明している。

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