訓練未実施は9割超え

セキュリティは「情シス任せ」が過半数 漏えい発生時やSCS評価制度の課題は?

ソフトクリエイトの調査によると、4割弱が被害を経験しているにもかかわらず、訓練まで実施している企業は1割に満たない。企業のセキュリティ対策の現状とSCS評価制度への準備状況を解説する。

 企業のセキュリティ対策では情報システム部門への依存が常態化している。ソフトクリエイトがITシステム運用担当者を対象に実施した「情報セキュリティ対策の実態アンケート 2026」によると、全社横断的な対策を情報システム部門が主導する企業が7割に上る一方で、約半数の企業が専門知識や人材の不足を課題だと感じている。サイバー攻撃によるセキュリティインシデントを経験する企業が4割弱に達する中、有事の対処手順の整備や訓練の実施まで至っている企業は1割に満たないのが実態だ。

 以下では調査データに基づいて、企業が直面するインシデント対策の現状や「SCS評価制度」への準備状況を明らかにする。

インシデントを経験してからでは遅い

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