多要素認証を無効化

瞬時にM365が乗っ取られる――全社員に周知すべき“新フィッシング”の教訓

MFA(多要素認証)を入れたから安心という常識が崩れ去っている。フィッシング集団「Tycoon2FA」が摘発されたが、脅威が完全になくなったというわけではない。

 フィッシング攻撃を仕掛けるサイバー犯罪集団「Tycoon2FA」が、欧州刑事警察機構(Europol)を中心とした機関によって摘発され、Tycoon2FAの主要インフラを成す330ドメインが停止された。摘発作戦には、英国国家犯罪対策庁(NCA)の他、CloudflareやMicrosoft、Proofpoint、トレンドマイクロなどが協力した。Tycoon2FAはどのような集団だったのか。そして「残る脅威」とは何か。

摘発後も残るTycoon2FAの脅威

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Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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