費用を抑え、運用負荷も減らした

取手市がVDIと決別した理由 更改費用「4倍超」を約1.7倍に圧縮

取手市は、従来使ってきたVDIの更改時期に、前回の4倍超の予算が必要という現実に直面した。そこで同市は別方式への移行を決断した。費用を抑え、運用負荷も減らした製品選定と移行の判断プロセスを紹介する。

 システム更改では、既存環境をベースに次期構成を検討するケースが少なくない。しかし、ライセンス費やハードウェア価格が上昇する中、従来構成をそのまま踏襲することが最適とは限らない。

 茨城県取手市は、情報系サーバの更改に当たり、従来利用していたVDI(仮想デスクトップ)方式を前提に見積もりを取ったところ、前回更改時の4倍以上の予算が必要になることが分かった。そこで同市は、VDIの単純更新を見送り、アーキテクチャそのものを見直した。

 最終的に選んだのは、アセンテックのリモートアクセス基盤「リモートPCアレイ100」だ。なぜ取手市は、使い慣れたVDIをそのまま更新しなかったのか。予算以外のポイントで、更改時に既存構成を再検討した判断プロセスを追う。

「前回と同じ構成」で見積もると費用は4倍以上に

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