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「MicrosoftはCiscoの競合ではなかった」説、UC市場で浮上:「Lync」「Jabber」の“いいとこ取り”が最適解
「Microsoft Lync」と「Cisco Jabber」。ユニファイドコミュニケーション市場の有力製品であるこの2製品は、二者択一ではなく相補的な関係にあるという見方がある。
米Cisco Systemsと米Microsoftは、米国ラスベガスで開催された2014年の「Interop Las Vegas」でもしのぎを削った。だがこの両者は、徹底的に相手をたたきのめさなくてもいいのかもしれない。
InteropのCiscoとMicrosoftに関するセッションに登壇した、米コンサルティング会社KelCorの主席アナリストであるブレント・ケリー氏は、「企業がユニファイドコミュニケーション(UC)ツールを選ぶときに『Cisco Jabber』と『Microsoft Lync』がよく対比されるが、この2つは同等のものではなく、必ずしも白黒はっきり決着を付けなくてもいい」と話す。
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