特集/連載
よく知られている「クラウドバックアップ」のメリット、ではデメリットは?:適切なプロバイダーを選ぶために確認したい
クラウドベースのバックアップは、安価な帯域幅とキャパシティーの最適化テクノロジーにより、テープなどの持ち運び可能なバックアップメディアの代替テクノロジーとして人気を集めている。
現在クラウドベースのデータバックアップで一般的に使用されているアプローチには2種類ある。1つはSaaS(Software as a Service)で、もう1つはクラウドストレージサービスだ。オンプレミスソフトウェアとセカンダリストレージの代替手段として利用できるバックアップSaaSは、ホストと管理を一元的に行い、ブラウザベースのインタフェースでアクセスするWebネイティブのアプリケーションだ。通常SaaSには、マルチテナントアーキテクチャと公共料金のような価格モデルという特徴がある。マルチテナントアーキテクチャでは、データを仮想的に分離した状態で維持する共有のスケーラブルなインフラストラクチャが採用されている。保護対象のシステムに常駐する軽量エージェントでは、プライマリサイトのデータをクラウドに送信する。
関連記事
- 本当に仕事に役立つのはどれ? 6つのクラウドストレージを比較した
- 個人向けクラウドストレージを仕事で使うと遭遇するこんな危険
- 値下げされるクラウドストレージ料金に潜む「隠れコスト」
- 実用的な企業向けクラウドストレージを構築できる意外な方法
- クラウドストレージへの不安を払拭した医療機関の活用例
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.