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「スマホ向けビジネスアプリ」は3年前から進化していない:「アプリ連係」の強化が急務
モバイル端末の導入に乗り気でない企業の多くは、投資対効果が不確実なことをその理由に挙げる。端末と比べて業務アプリの進化が遅いことが、その原因だという見方がある。
ここ数年、モバイル市場は大きな進歩を遂げている。だが多くの企業は、「追加コストをかけてまで、モバイル端末を業務に導入する価値があるのか」という、昔と変わらない質問をいまだに投げ掛けている。
モバイルデバイス管理(MDM)、MDMを包含するエンタープライズモビリティ管理(EMM)、セキュアコンテナ、エンタープライズアプリケーションストア、モバイル仮想化など、モバイル端末の企業利用を支える製品がここ数年の間に台頭してきている。
モバイルの進化は速い。最近の企業合併の事例からも分かるように、EMMベンダーは、製品を迅速に革新するか、廃業するかの二者択一を迫られている。EMMツールは何年もの歳月をかけて進化してきた。EMMツールが本当に従業員の生産性向上に役立つかどうか調査する価値はある。
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