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勝手クラウド利用を“悪者扱い”するだけで本当によいのか?従業員の不満がシャドーITを生む

IT部門や企業の許可なく利用されているクラウドサービスの数とリスクは、企業が考える以上に多い。ただし、単にその撲滅だけを考えていると、大切なことを見落とすことになる。

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 IT部門や会社に無断で導入されたシャドークラウドアプリ/サービスがどのくらい使われているかを把握していると、企業は考えるかもしれない。だがほとんどの場合、その数は過小評価されており、付随するリスクも軽視されている。米Hewlett-Packard(HP)と米Skyhigh Networkのセキュリティ専門家は、こう警鐘を鳴らす。

 2014年9月に米カリフォルニア州サンノゼで開催したイベント「CSA Congress 2014 & IAPP Privacy Academy 2014」というイベントでは、シャドークラウドアプリ/サービスとそのリスクが議論の的になった。あるセッションでは、HPのクラウドセキュリティアーキテクト アンディ・ラドル氏と、Skyhigh Networksのシニアプロダクトマネジャー ハロルド・ビュン氏が、シャドークラウドアプリ/サービスを囲い込んで保護するためのベストプラクティスについて意見を交わした。

シャドークラウドアプリ/サービスに向き合う

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