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「フラッシュ技術」で大きく変わるストレージ、データ分析にも踏み出す:もうストレージを単なるデータ置き場とは呼ばせない
今後のストレージは単なるデータ置き場ではない。フラッシュストレージ技術と仮想化などにより、高度なデータ処理を同時に行うことができるようになる。
率直に言って、現在のストレージは能がない。大抵は単なるデータ置き場だ。作成するデータが増えたら、私たちはストレージを買い足してまたそこに詰め込んでいく。だが、下記のようなことがストレージアレイの内部で起こっていても、私たちはわからない。
- 任意の時点で誰がどのストレージを使っているか
- どのアプリケーションがストレージを大量に消費しているか
- どのアプリケーションが不正にストレージにアクセスしているか
- 誰によってどの機密情報がどれだけ保存され、移動され、アクセスされているか
「誇張では?」と言われればもちろんそうだが、多少誇張しただけにすぎない。全体としてはこれらの文は正しい。
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