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“iPhone使いたがり社員”がきっかけ、レガシーITはもう通用しない企業をなかなか気にしてくれないApple(1/2 ページ)

米Appleの「iPhone」「iPad」を業務効率向上に生かす企業は少なくない。従業員が使いたい端末を使えるようにすれば、IT担当者の株も上がるかもしれない。

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新型の「iPhone 6s」を仕事で使いたいと考える従業員も少なくないはず(関連記事:「iPhone 6s/6s Plus」購入希望者の背中を強く押す、移行すべきこれだけの理由

 米Appleはコンシューマー向けに斬新で魅力的なモバイル端末を開発したことで、世界で最も世界で最も成功した企業の1社になった。Appleはエンタープライズ市場で有力な企業になることを目指したわけではないが、結果的にこの市場でも成功する形となった。この状況は、企業のIT部門にさまざまな影響をもたらしている。

 スマートフォン「iPhone」や同製品の成功に重要な役割を果たしたアプリケーションマーケット「App Store」が2007年に登場したことで、モバイルコンピューティングの新時代の幕が切って落とされた。これを境に、コンシューマー向けのApple製端末を使って、誰もがメールをやりとりしたり、従来はデスクトップPCで処理していた作業をしたりできるようになったのだ。

 当時、エンタープライズ市場を支配していた「BlackBerry」「Palm」などの端末は、そのレベルに達していなかった。

企業に浸透したApple製品

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