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「医療ビッグデータ」でもクラウド移行は“じわり”と進行、その最新事例とは:手元に残すべきデータとは(1/2 ページ)
EBM(根拠に基づく医療)へ移行するほど、医療機関ではクラウドストレージの需要が高まっていく。では何のデータを手元に残すべきか。事例から考察する。
病院や医療機関で働く、最高情報責任者(CIO)や医療情報部門の幹部が、ストレージを再設計するときには、複数の要素について検討する必要がある。
例えば、医療機関のIT担当者は以下のことをしなくてはならない。
- クラウドストレージに保管する候補のデータファイルとアプリケーションを合理的に判断する
- オンプレミスに残すデータを決める
- 法的要件を満たすために保管が必要な患者情報の処理に利用する新しいテクノロジーがあるかどうかを特定する
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