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格安PC「Chromebox」の意外な不満、“Skype使えない問題”はこう解決できる「低価格VDIクライアント」に最適(1/2 ページ)

VDIの導入に際しては適切なクライアントデバイスを選ぶことが重要だ。Googleの「Chromebox」を利用すれば、コスト削減と管理の簡素化の双方を実現できる可能性がある。

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Chromebox
VDIクライアントとしてChromeboxは有力な選択肢に(画面はASUSTeK ComputerのChromebox紹介ページ)

 VDI(仮想デスクトップインフラ)のパフォーマンスを犠牲にすることなく経費を削減する方法の1つが、Googleの「Chromebox」などの低価格クライアントデバイスを利用することだ。

 Chromeboxは、基本的にはGoogleの低価格デバイス「Chromebook」のデスクトップバージョンだ。両者の違いは、ChromebookがノートPC型であるのに対し、Chromeboxは小型のデスクトップPCの形態を取る点だ。後者のフォームファクター(形状、仕様)を「ネットトップ」と呼ぶこともある。

 両端末とも「Chrome OS」で動作する。いずれも米国では200ドル以下のモデルがあり、VDI環境を安価に構築できる。ChromeboxはASUS、Samsung Electronics、Dellなどのハードウェアベンダーが提供しており、全般的に従来型のデスクトップPCよりも低価格だ。

Chromeboxを使う2つのメリット

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