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医療業界のIT化を加速する「APIエコノミー」、医療業界特有の商流に風穴を開けるか【連載コラム】医療ITの現場から

日医標準レセプトソフト(ORCA)と電子カルテの連係を筆頭に、医療IT業界にもAPIのサービス連係が普及しつつある。この仕組みは医療ITの普及と地域包括ケアシステムの実現を後押しするかもしれない。その理由は。

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 近年、クラウドコンピューティング(以下クラウド)の普及とともに、医療現場でもAPI(Application Programming Interface)という言葉を耳にするようになってきました。APIとは、コンピュータプログラムの機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などを定めた規約のことです。個々のソフトウェア開発者が、毎回全ての機能を一から開発するには手間がかかりますが、APIが提供されている機能であれば独自に開発する必要はありません。APIを利用すれば、自分で一からプログラミングすることなく、効率的にソフトウェア開発をすることが可能になります。

APIによってつながり、自動化していく社会

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