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IoTが可能にする“SF的世界”、実現の近道はオープンソース活用:5つの理由を明示(1/2 ページ)
オープンソースによって、IoTの普及が加速する可能性がある。その理由を5つの要因から考える。
私はオープンソースソフトウェアとその協業型開発の成果としてのイノベーションに期待している。そして未来のIoTに対してオープンソースがどのような貢献をするかに強い関心を抱いている。さらにいえば、オープンソースの手法を採用したことが、IoTの普及拡大や認知度の向上、早い段階での具体的成果につながったと私は考えている。
各種のオープンソースプロジェクトと成熟したオープンスタンダードから生まれた通信プロトコルにより、さまざまデバイスがネットワークの境界を超えて通信し、データの読み取りや分類、分析、操作などを実行することが容易になった。人々が考えているSFの世界の事柄が、意外と早く実現するかもしれない。
以下の5つの要因によって、オープンソースがIoTの普及を促進する可能性がある。
- 相互運用性
- イノベーション
- 商品化までの時間短縮
- 透明性
- 拡張性
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