不慮の事故を回避するために
ノートPC“突然死”を回避するための10の方法(1/2 ページ)
電子機器が壊れたり、破損したりといった事態は、ある日突然起こる。本稿ではノートPCの損傷を防ぐ上で把握しておくべきポイントを紹介する。
熱くなったストーブなどの危険を回避する方法は誰もが知るところだろう。だが、新しく購入したノートPCの損傷を回避する方法については、どうだろうか。本稿では、ノートPCの損傷を防ぐ上で把握しておくべきポイントを紹介する。
1. 片手で持つべからず
ノートPCを片手で持ち上げることは、もう一方の手がふさがっているときに取りがちな行動だろう。だが、この行為はノートPCにとって良くないものだ。ノートPCを片手で持ち上げると、本体の小さな領域に大きな圧力がかかることになる。ほとんどのノートPCは、このような圧力がかかることを想定して作られていない。このような圧力が累積すると、ノートPCの本体に亀裂が生じて、ノートPCのパーツを保護する能力が損われる。それから、大半のノートPCの本体がプラスチック製であることを考えると、本体が湾曲する可能性もある。本体が湾曲すると、本体に内蔵されている回路基盤も湾曲することになる。なお、回路基盤の損傷は、ノートPCが故障する主な原因となっている。
ノートPCを持ち上げるときには、カバーは閉じておくのが安全だ。両手を使って、両側を支えるようにして持つのがいいだろう。過度に強く握る必要はない。
2. カバーを強く押すべからず
これもやってはいけないことだ。ノートPCのカバーは、繊細な電子機器であるディスプレイパネルを保護することを目的としている。設計がしっかりしているノートPCはカバーが強化され、カバーに掛かった圧力がディスプレイパネルに伝わるのを軽減している。丈夫なカバーであれば、水平方向の過度の湾曲も防ぐことができる。つまり、カバーを押して、カバーが役割を果たすのを妨害しないようにすることが賢明だ。
下記の写真にあるようにカバーをわざわざ押すことはないだろう。だが、次の行為によって無意識のうちにノートPCの損傷を引き起こす可能性があることに留意されたい。
- ノートPCのカバーを閉じて、片側だけを持って持ち上げる。このように扱うと、指で持った本体の底面とカバーの両方に大きな圧力が掛かる
- ノートPCの上に重いものを置く
- カバーに物が当たる状態でノートPCをカバンに入れて持ち運ぶ。例えば、ペットボトルや充電器などのようなサイズのアイテムだ
3. 保護ケースを忘れるべからず
ノートPCはパッド付きの袋に入れて持ち運ぶのが望ましい。保護するものがない状態で手に持って持ち運んだり、そのままカバンに入れたり、自動車の座席の上に置いたりすれば、いつ事故が起きてもおかしくない。ノートPCの構造が損傷するだけでなく、表面に傷が付いたり、過度の劣化を引き起こしたりするというリスクを冒していることになる。構造の損傷に関するリスクについては、最初の2つのセクションを参照されたい。
4. デバイスを接続するときは慌てるべからず
今日、ノートPCの物理的な入出力端子には適切な耐久性が備わっている。だが、だからといって、手荒に扱っていいわけではない。電源アダプターであれ、USBデバイスであれ、ノートPCに何かを接続する必要があるときには、慌てずに対応されたい。端子を確認して、デバイスのコネクタを真っすぐ端子に向けて、スロットに沿って差し込むのが適切な対応だ。
コネクタを使って、手探りで接続先の端子を探すのはよろしくない。このようなことをすると、ノートPCに傷が付くだけでなく、コネクタを不適切な端子に差し込むことになり得ない。USB Type-Aコネクタをイーサネット端子に差し込んだり、ヘッドフォンをUSB Type-A端子に差し込んだりしたことがある方もいるだろう。
5. 接続したデバイスの端子に負荷を掛けるべからず
右の写真は、絶対にやってはいけない操作を示している。ほとんどのノートPCに搭載されている端子は、マザーボードに直接接続されている。十分な強度は確保されているが、柔軟性への配慮はなされていない。ノートPCから接続したデバイスのコードを引き抜いたり、コードを引っ張ってノートPCを動かしたりすると、マザーボードを取り換えることになりかねない。マザーボードの交換費用は決して安くない。
それから、ノートPCに接続したものにつまずいたり、接続したものが何かを引っ掛けたりすることがないように留意されたい。
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