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東芝が考えるHDDとSSDの“住みわけ”、新型高性能HDDの狙いとは:サーバ、ストレージ向けに「根強い購入意欲」
テープはまだ役割を終えていない。1万5000rpmのエンタープライズ向けHDDも同様だ。少なくとも、今のところは。
東芝は最近、ミッションクリティカルサーバおよびストレージシステム向けに1万5000rpmの新型HDD製品「AL14SX Series」の出荷を開始した。だが今、パフォーマンスの高いエンタープライズクラスのストレージドライブ市場では、高速なソリッドステートドライブ(SSD)が勢いづいている。
Toshiba America Electronic Componentsのディスクドライブ製品マーケティングディレクターを務めるスコット・ライト氏は、1万5000rpmのHDD製品セグメントは、「攻撃を受けている」と認める。だが同氏は、高密度のトリプルレベルセル(TLC)方式の3D NAND技術への移行が、こうしたドライブのビジネスチャンスを生み出しているとも語る。
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