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タレントマネジメントのリーダー製品は? 注目7製品“強み”の読み解き方失敗しない製品選択(1/2 ページ)

適切なタレントマネジメントシステムを選ぶだけで、ビジネスの様相が一変する可能性がある。自社のニーズには何が最適だろう。

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タレントマネジメントスイート製品の構成要素。出典:ガートナー(記事「【市場動向】大手7社の動向で考える、タレントマネジメント製品の選び方」)《クリックで拡大》

 タレントマネジメントシステムに必要な主要プロセスと機能を見極めたら、次にすることは、自社のニーズに最適なベンダーの選択だ。

 最適なシステムを見極めるのは、困難で気が遠くなるような作業になる。多くのベンダーが製品を提供しているが、その機能はほぼ同じにしか見えない。どのベンダーもモバイル対応や「完全統合」を売りにしている。自社のニーズに最適なソフトウェアを選ぶにはどうすればよいだろう。

タレントマネジメントの主要ベンダー

 購入の承認を得るために、多くの担当者が投資対効果検討書を立案することになる。こうした検討書立案の一環として、自社が直面する重要な課題や懸念の原因となる領域を幾つか見極めることになる。ここで見極めた基準に加えて、ビジネスの原動力や他に必要な機能リストを用意すれば、自社のニーズに最適なシステムを選択する際の大きな助けになる。

 市場にはさまざまなタレントマネジメントシステムが存在する。スタンドアロンの製品もあれば、大規模HRソフトウェアスイートの一部として機能を提供するものもある。こうした市場の主要ベンダーは以下の通りだ。

  • Cornerstone OnDemand
  • IBM
  • Oracle
  • Saba Software(2017年2月にHalogen Softwareを買収)
  • SAP
  • Talentsoft
  • Ultimate Software

 ここからは、タレントマネジメントシステムを購入する際の主要評価基準という視点で上記のベンダーを見ていく。

タレントマネジメントスイートの利点

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