「Xperia XZ1」「Xperia XZ1 Compact」、ハイエンドモデルの予想外の進化をレビューする:「Android 8.0 Oreo」「3Dクリエーター」搭載(1/3 ページ)
Xperiaシリーズで大きさが異なる2つのハイエンドモデル「Xperia XZ1」と「Xperia Z1 Compact」の2機種を徹底レビュー。両機種の特徴を詳しく見ていこう。
ソニーは、Xperiaシリーズの最新作として大きさが異なるハイエンドモデル「Xperia XZ1」と「Xperia Z1 Compact」の2機種をリリースする。国内での販売開始は2017年11月上旬以降を予定している。XZ1はフラグシップとしては一般的な5.2インチディスプレイを搭載する。一方のXZ1 Compactは、XZ1と同じ特徴を備えながらも小型の4.6インチディスプレイを搭載する。これには、フラグシップ市場の大型化の流れに真っ向から立ち向かうソニーの姿勢が現れている。
この新機種は、過去のXperiaモデルに比べて、新モデルならではという点は少ないものの、テクノロジーとデザインの両面で幾つか改善が加えられている。例えば、背面カメラを3Dスキャナーとして用いるアプリケーション「3Dクリエーター」がある。これは特に興味深いアプリケーションだが、まずは両機種を詳しく見ていこう。
XZ1とXZ1 Compactの機能はほぼ変わらない。どちらも現状最も強力なQualcommの「Snapdragon 835」チップセット、「Kyro 280」オクタコアプロセッサ、「Adreno 540」GPU、4GBのRAMを搭載する。ストレージはXZ1が64GB、XZ1 Compactが32GBを備えている。搭載カメラは両機種とも1920万画素のソニー製1/2.3型、絞り値(F値)は2.0で、4K動画の撮影機能を備えている。正面カメラは800万画素の広角レンズで自撮りに適している。どちらのモデルもGoogleの最新OS「Android 8.0 Oreo」とXperiaランチャーが最初から付属している点は興味深い。
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