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ハイパーコンバージドインフラ(HCI)にはSSD、使って分かる3つの利点パフォーマンス向上に貢献

パフォーマンス向上や電力コスト削減など、ハイパーコンバージドインフラ計画にソリッドステートストレージを含めるメリットは多数ある。

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 HCI
HCIでSSDのメリットを生かす《クリックで拡大》

 ここ数年で、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)はデータセンターやブランチオフィスにおいて急速に導入への弾みがついている。だが、HCIの性能は、結局のところそれを支えるハードウェア次第だ。特にストレージは重要だ。HCIは、ソリッドステートストレージのメリットを生かすことができるシステムだ。

 ソリッドステートドライブ(SSD)は以前から、HCIのオプションとして存在していたが、コストやハードウェア寿命に対する不安から、採用に二の足を踏む企業もあった。だが時間の経過とともにSSDのコストは低下し、エンタープライズ向けSSDの寿命は、HDDの寿命に匹敵するようになった。

仮想マシンの密度向上

 HCIでソリッドステートストレージを利用する最も大きなメリットの1つは、仮想マシン(VM)の密度向上、つまり、ホストクラスタ上で運用できるVMの数を増やすことができることだ。サーバは複数のVMを同時に実行していることから、ハードウェアコストをそのVMの間で分割すれば、VMコストを算出できる。ハードウェアプラットフォーム上のVMの数が増えれば、それぞれのVMが利用するハードウェアリソースの割合が減り、VM当たりのコストは下がる。

 ストレージのIOPS性能が、運用できるVMの数を制約する要因になることもある。SSDを使えばIOPS性能を大幅に引き上げることができるし、VM密度を高めて各VM当たりのコストを削減できる可能性がある。

電力・冷却コストの削減

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