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楽天が日本向けAPIマーケットプレース「Rakuten RapidAPI」を提供開始:APIエコノミーの拡大へ
楽天はR Softwareとパートナー契約と締結し、APIマーケットプレースの「Rakuten RapidAPI」を提供開始した。APIの公開と利用を簡単にして、新サービス開発を加速させる。
楽天とR Softwareは独占的戦略パートナー契約を締結し、2018年7月18日、APIマーケットプレースの「Rakuten RapidAPI」を公開した。
R Softwareが提供 している「RapidAPI」は、APIプロバイダーが提供、販売するAPIを、アプリケーションやサービスの開発者が検索して購入できるようにしたAPIマーケットプレース。Rakuten RapidAPIは、RapidAPIの機能をベースに、日本語利用や日本円での支払いを可能にするなど、日本のユーザー向けに利便性を高めた。楽天グループの通信会社である楽天コミュニケーションズが事業運営やマーケティングを担当し、R Softwareがシステム提供を担う。
R Software最高経営責任者のイド・ジノ氏は、RapidAPIにはアジア圏の利用者が多いが、利用できない言語があるといったローカライズの課題を挙げる。今回の楽天との提携により、RapidAPIやRakuten RapidAPIを通じて「世界中の開発者にAPIを提供したい」と意気込む。
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