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東京電力FPが発電所監視サービスをAWSで開発 7億円以上のコスト削減:故障予知、運転効率向上
燃料事業や火力発電事業を手掛ける東京電力フューエル&パワー(東京電力FP)は、AWSに火力発電所のリモート監視システムを構築。他社向けサービスとしても展開している。
東京電力グループにおいて燃料事業や火力発電事業を担う東京電力フューエル&パワー(以下、東京電力FP)は、事業の効率や安全性を高めるために、この数年をかけて「DAC」(Data monitoring and Analyzing Center)というリモート監視センターを作り上げてきた。同社の火力発電所を監視するだけでなく、他社向けサービスとしても展開。クラウドサービス「Amazon Web Services」(AWS)に構築したシステム群と東京電力FPが持つ火力発電所運営ノウハウで、世界各国の発電所運営をサポートする。
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