特集/連載
クラウド勤怠管理システム各社の特徴や得意分野を、公式情報から探るコツ:クラウド勤怠管理システムの選び方
クラウド勤怠管理システムのベンダー各社は、公式Webサイトの情報を充実させている。複数のベンダーが「シェア1位」をうたうなど、判断に迷う情報があるのも事実だ。膨大な情報を効率良く読むコツを紹介する。
本稿では具体的に幾つかのクラウド勤怠管理システムをピックアップし、ベンダーが自社Webサイトに掲載している情報を基に、それぞれどんなユーザー企業に向いているのか、サービスベンダーはどんなユーザー企業に使ってもらいたいと考えているのかを考察する。
併せて読みたいお薦め記事
変化する人事管理テクノロジー
- 従業員エンゲージメントとは? 人事部門に必要な人材管理機能8選
- 「人事テクノロジー」が従業員も企業も変える 注目したいトレンド4選
- 「感情分析で人事部に本音が筒抜け」、未来の職場はちょっと不気味?
- 急増する採用チャットbot、人事部門の仕事を変えるアプリとは?
人事はシステムを活用できているのか
公式発表資料から見る、各サービスが得意とするユーザー規模
クラウド勤怠管理システムの中で、ユーザー企業数とエンドユーザー数を公表しているサービスが幾つかある。ここで公表しているエンドユーザー数をユーザー企業数で割ると、そのサービスのユーザー企業1社当たりの平均エンドユーザー数を知ることができる。
エンドユーザー数÷ユーザー企業数=1社当たりの平均エンドユーザー数
当然ばらつきもあるので一概には言えないが、それでもそのクラウド勤怠管理システムが「主に何人くらいの規模の企業で使われているか」を知る目安にはなる。
公式Webサイトでユーザー企業数とエンドユーザー数を公表しているサービスをピックアップし、以下の表にまとめた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.