特集/連載
LinuxシンクライアントがWindowsを上回る理由 仮想デスクトップには何がベスト?:Windows以外の選択肢
仮想デスクトップを導入する企業は、エンドポイントとしてLinuxシンクライアントの導入を検討してはどうだろう。Windowsシンクライアントよりも安価であるなど、検討すべき理由は幾つかある。
これまでのLinuxシンクライアントには欠点があり、仮想アプリケーションや仮想デスクトップを使う場合の選択肢として現実的ではなかった。だが時代は変わりつつある。
かつてのLinuxシンクライアントは、ごくシンプルなタスクしか実行できず、利用可能な周辺機器も多くないというチープな端末だった。グラフィックのパフォーマンスは低く、多くの場合1台のディスプレイしか利用できない。専用のグラフィックアダプターもなかった。さらにWindows環境で作業するユーザーにとっては、Linuxのエクスペリエンスが問題になることも多かった。
こうした問題の多くは過去のものになる。Linuxシンクライアントはもはや限られた機能の安価な選択肢ではない。実際のところ、さまざまなベンダーが提供するLinuxシンクライアントは、厳しい要求にも応える機能を有するようになってきている。
併せて読みたいお薦め記事
シンクライアントと仮想デスクトップ環境
- 2018年のVDI(仮想デスクトップ)、IT担当者なら押さえておきたい4つのトレンド
- 「アプリケーション仮想化」と「デスクトップ仮想化」の違いを比較
- シンクライアント端末で築く“セキュリティ最終防衛ライン”
モバイルデバイスをシンクライアント端末にする
何が変わったのか
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.