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データ保護の2019年3大トレンドを予想 マルチクラウドで製品はどう変わる?課題は知名度の低いサービスのバックアップ

企業ではマルチクラウドの採用が広がりつつあり、それに伴いデータの散在が進んでいる。データ保護製品も、多様な環境をカバーする必要が生じている。2019年、データ保護製品はどう進化するのだろうか。

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 絶え間ないサイバー攻撃や自然災害、新たなイノベーションなど、2018年はデータ保護の観点で忙しい年だった。本稿では、2019年のデータ保護に関するトレンドを予想する。

 特に重要なトレンドは以下の3つだ。

  1. マルチクラウド保護
  2. SaaS(Software as a Service)に対するサポートの向上
  3. ハイパーコンバージドインフラ(HCI)の活用

 それぞれについて詳しく見ていこう。

1.マルチクラウド保護

 マルチクラウド環境で利用できるバックアップ製品は、データ保護の最大のトレンドになるだろう。多くのバックアップベンダーは、相変わらず単一のクラウドサービスに閉じたバックアップに特化している。こうしたベンダーは、マルチクラウド化の潮流を受け入れなければ取り残されてしまう。

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