Windows 10で消しても残るプリンタを「PowerShell」で削除する方法:Remove-PrinterとGet-Printerを利用
Windowsでプリンタの削除や追加を繰り返すと、不要なプリンタのアイコンが残ってしまうことがある。「PowerShell」を使うと、この問題に比較的容易に対処できる。
筆者が使っているSamsung Electronicsの「ML-2850D」(Samsungのプリンタ事業はHPが買収)は優れたプリンタだが、ドライバがやや不安定だ。時々気まぐれに動かなくなる。そんなときは「Windows 10」の「コントロールパネル」画面を開き、表示方法を「カテゴリ」ではなく「大きいアイコン」または「小さいアイコン」を選択。「デバイスとプリンター」をクリックすると表示される画面から該当するプリンタのアイコンを探して、「デバイスの削除」を実行し、そのプリンタをいったん削除する。同じ画面にある「プリンターの追加」をクリックすると表示される画面で、「プリンターが一覧にない場合」をクリック。「その他のオプションでプリンターを検索」画面で、「TCP/IPアドレスまたはホスト名を使ってプリンターを追加する」のラジオボタンを選択し、IPアドレスを使ってプリンタを追加し直す。
これで問題は解消するが、不要なプリンタのアイコンが残ってしまうことがある。その場合、私はWindowsのコマンド実行機能「PowerShell」を使って削除するようにしている。これならプリンタの削除と再追加をした後、比較的簡単にクリーンアップができる。例えば今日も、プリンタ関連コマンドレット(PowerShellのコマンド)である「Get-Printer」でプリンタの一覧を表形式で出力すると、以下の画面1のようになっていた。
このような場合は「Remove-Printer」というコマンドレットが役に立つ。これは「PrintManagement」というコマンドレット群に含まれている。今回はRemove-PrinterとGet-Printerに絞って説明しよう。
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