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AWSを自社のすぐ近くで動かせる「AWS Local Zones」とは?低遅延を実現するが利用には制限も

AWSのITインフラをユーザー企業の近くに展開できるサービス「AWS Local Zones」が登場した。その用途と利用方法、課題を説明する。

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 Amazon Web Services(AWS)の「AWS Local Zones」は、同社の同名クラウドサービス群のITインフラを拡張する最新のサービスだ。

 AWSは近年、パブリッククラウドのデータセンターだけでは満たすことができない顧客のニーズに応えるために、さまざまなツールやサービスを追加してきた。その例としてAWSサービスをパッケージ化して、自社データセンター内で運用できるようにしたアプライアンス「AWS Outposts」や、ペタバイト(PB)規模のデータを物理的にAWSのITインフラへ移行するためのアプライアンス「AWS Snowball」がある。

 フルスケールのAWSリージョン(大規模データセンター群)が近くにないユーザー企業は、Local Zonesの利用でAWSサービスの質を改善できる可能性がある。同サービスを自社の戦略にどのように組み込めるか調べてみよう。

Local Zonesの仕組みと用途

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