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Javaの「変数」「メソッド」「定数」名の“ひんしゅくを買わない”付け方:Javaで従うべき命名規則【前編】
「Java」のソースコードを書く上で、標準的な命名規則に従うことは重要だ。変数、メソッド、定数を定義する際に従うべき命名規則をまとめた。
プログラミング言語および開発・実行環境「Java」では、変数、クラス、メソッド(データに対する処理)の命名に関する言語仕様上の規則はかなり緩い。変数名はアラビア数字で始まることはできない。2文字目以降には文字と数字が利用できる。ただしJavaがあらかじめ特定の用途で用いている単語(予約語)と同じ変数名にはできない。
Javaの慣例的な命名規則は、もう少し複雑だ。例えばJavaの変数名はドル記号($)やアンダースコア(_)から始まることができるが、そうした変数名を付ける人はほとんどいない。ソースコードエディターが、自動生成した変数の先頭にドル記号かアンダースコアを追加する場合がある。人による記述ではないことを強調するためだ。これはあくまで例外だと言える。
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さまざまな命名規則
前後編にわたりJavaの命名規則を紹介する。
覚えておきたい「変数」の命名規則
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