特集/連載
「リトライ」「サーキットプレーカー」を採用すべきクラウドアプリとは?:クラウドベースアプリケーションのデザインパターン5選【中編】
クラウドベースアプリケーションのデザインパターンである「リトライ」「サーキットプレーカー」は、どのようなアプリケーションを構築するのに向いているのか。具体例を交えて解説する。
前編「『バルクヘッド』とは? 障害に強いクラウドアプリのデザインパターン」は、クラウドサービスで稼働するアプリケーション(以下、クラウドベースアプリケーション)の主なデザインパターン5つのうち「バルクヘッド」を取り上げた。中編は「リトライ」「サーキットプレーカー」の2つを紹介する。
併せて読みたいお薦め記事
さまざまなクラウドベースアプリケーション開発手法
アプリケーション開発に役立つツール
- 「SDK」と「API」の違いとは? どう使い分ける?
- プログラミング言語「Go」の魅力とは? 「Goで“脱COBOL”」の成功者が語る
- その変数は「パスカルケース」「キャメルケース」「スネークケース」「ケバブケース」のどれなのか? 命名規則の違い
2.リトライ
障害発生を想定したデザインパターンがリトライだ。リトライを採用したアプリケーションは、一度失敗した操作を安全に再試行できる。企業はリトライを採用することで、長期的な保守が最小限で済む、障害許容性のあるアプリケーションを構築可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.