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JavaScriptはなぜ大人気なのか? 他の追随を許さない理由求職者が学ぶべきプログラミング言語とツール【第2回】

安定した人気を集めるプログラミング言語が「JavaScript」だ。JavaScriptの何が良いのか。専門家はJavaScriptをどう評価しているのか。

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 企業からの需要のあるプログラミング言語を習得することは、プログラミング関係の職に就きたい初心者にとって有効だ。そうしたプログラミング言語やツールを紹介する連載の第2回となる本稿は、プログラミング言語「JavaScript」を取り上げる。

学ぶべきプログラミング言語2.JavaScript

 「Webアプリケーションのフロントエンド開発用プログラミング言語としてJavaScriptは他の追随を許さない『王者』だ」。マネージドサービスベンダーGlobal Technical Solutions(CloudTech24の名称で事業展開)のテクニカルディレクターを務めるアンドリュー・デール氏はそう述べる。「動的なWebアプリケーションの各構成要素を開発するための、最も優れたツールの一つだ」と、デール氏はJavaScriptを評価する。

 技術系人材企業Toptalのオペレーション担当シニアバイスプレジデントであるクリスティー・シューマン氏は「JavaScriptエンジニアに対する企業の需要が拡大している」と話す。それに追随して、以下のJavaScript関連技術に関心を寄せる企業もあるという。

  • React
    • JavaScriptでユーザーインタフェースを開発するためのライブラリ(プログラム部品群)。
  • Node.js
    • JavaScriptのスクリプトをサーバサイドで実行するためのアプリケーション実行・開発環境。

 調査会社RedMonkによると、JavaScriptの人気は今後も安定して続く見込みだ。同社が発表した、2022年第1四半期(1〜3月)のプログラミング言語人気ランキングでは、JavaScriptが1位となった。このランキングの順位は、ソースコード共有サービス「GitHub」における関連プロジェクト数、プログラマー向けQ&Aサイト「Stack Overflow」での関連タグ数(言及状況)を基に、RedMonkが算出した。


 第3回は、プログラミング言語「C#」を紹介する。

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