検索
特集/連載

TikTokで「バズる動画」と「なぜかバズらない動画」を分ける条件TikTokビジネス活用「7つの方法」【第2回】

「TikTok」にショート動画を投稿すれば、すぐにZ世代の心をつかめる――そう考えるのは早計だ。ショート動画にどのような工夫を凝らし、自社をどう見せるかによって成否が分かれる。作成のポイントとは何か。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 ByteDance傘下のTikTok社が運営するショート動画共有サービス「TikTok」。企業がTikTokをマーケティングに活用し、「Z世代」(1990年半ばから2010年代初頭に生まれた世代)をはじめとする若手世代に、自社商品を訴求する動きが広がっている。独自の世界観を持つティクトッカー(TikTokのエンドユーザー)の心を、企業はどうつかめるのか。TikTokをビジネスに活用する主要な7つの方法のうち、2つ目を紹介する。

2.TikTokで「“バズる”ショート動画」を作る

 TikTokを開くと、フィード(投稿一覧)にショート動画が全画面表示される。ショート動画を目立たせるには、ユニークな内容にする必要がある。

 ショート動画作成の際は、TikTokやエンドユーザーの特性をよく理解することが重要だ。「楽しさ」「遊び心」を追求しつつ、自社の理念やブランドイメージを損なわないようにすることを心掛ける。企業色を全面に打ち出さず、不自然な内容によってエンドユーザーに違和感を覚えさせないための工夫も欠かせない。

 企業はTikTokのショート動画をうまく作成することにより、自社の「ソフトな面」、つまり親しみやすさを見せることができる。こうしたショート動画の具体的な内容としては、下記が考えられる。

  • オフィスの舞台裏を披露する(オフィスのペットを紹介するなど)
  • 従業員インタビューで「人」を見せる
  • 工場内で商品の製造方法を紹介する

 ショート動画の内容を考えるとき、TikTokでトレンドになっているハッシュタグ(「#」から始まる分類用単語)をチェックすれば、ヒントが得られる。


 第3回はTikTokの7つの活用法のうち、3つ目から5つ目を紹介する。

TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス

米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る