F1強豪レッドブルが「Zoom」を使う“壮大過ぎる目的”とは?:F1で活躍するZoom【前編】
Oracle Red Bull Racingは、Zoom Video Communicationsとパートナーシップを締結した。同チームは「Zoom」にどのような役割を期待しているのか。
レーシングチームのOracle Red Bull Racing(レッドブル)はZoom Video Communications(以下、Zoom社)とパートナーシップを締結。Web会議ツール「Zoom」をはじめとするZoom社のコミュニケーションツール群を導入した。
設立以来、Oracle Red Bull Racingはフォーミュラ1(F1)世界選手権において実力を示し続けている。親会社である飲料大手Red Bullは2005年にRed Bull Racingを設立。2022年にはOracleとのパートナーシップ強化に伴い、現状のチーム名に変えた。今やOracle Red Bull RacingはF1で有数のチームに成長し、複数のワールドタイトルを獲得している。
情報共有だけじゃない? レッドブルが「Zoom」に課した使命
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Oracle Red Bull Racingは「レーシングチームとして、チャンピオンを輩出する場として、そして最先端技術を活用するイノベーターとして、究極のパフォーマンスを追求する」というミッションを掲げている。それをさらに進めるべくZoom社と提携したOracle Red Bull Racingは、レース成績の向上とファンとの信頼関係の強化のために、チーム活動のあらゆる場面にZoomを組み込もうとしている。
今回のパートナーシップ締結に伴い、Oracle Red Bull Racingが採用した主なZoom社のコミュニケーションツールは、Zoomやチャットツール「Zoom Chat」、バーチャルイベントツール「Zoom Events」などだ。パートナーシップ発表の際、Oracle Red Bull RacingとZoom社はF1におけるコミュニケーションツールの重要性を強調した。このパートナーシップの成果として、Oracle Red Bull Racingは
- F1カー「Red Bull RB18」の車体
- ドライバーやチームスタッフが着用するシャツ、オーバーオール
- ピットウォール(レーシングカーの整備所である「ピット」とコースを隔てる空間。チームの司令基地がある場所)
- ガレージ(車庫)
- Oracle Red Bull Racingの公式Webサイト
などで、Zoom社のブランドロゴを表示する。
後編は、Oracle Red Bull RacingがZoom社のコミュニケーションツール群をどのように活用しているのかを具体的に解説する。
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