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「コーディングがうまい無口なプログラマー」はもういらない当事者が語る「女性開発者の増やし方」【中編】

「Go」「Python」「Java」に精通するゼニア・キム氏は、ソフトウェア開発者を目指す人は「優れたコーダーになる必要はない」と言い切る。その真意とは。

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 ソフトウェア開発者を目指す動機は、人によってさまざまだ。企業や消費者の役に立つものを生み出したい人もいれば、問題を解決するスリルを味わいたい人もいる。バックアップソフトウェアベンダーAcronisの開発者、ゼニア・キム氏の場合は後者だ。キム氏は2020年に米国のデジペン工科大学(DigiPen Institute of Technology)を卒業し、コンピュータサイエンスとゲームデザインの学位を取得した。

否定できない「コーディング力よりコミュ力」の時代

 キム氏は次のように話す。「私は問題を解決し、さまざまなプロジェクトで画期的な解決策を考え出すのが好きだ。プログラミングはそれを可能にする」。デジペン工科大学では、同氏は問題を抱える友人に解決方法を教えていたという。

 技術に関するスキル以外にも、優れたコミュニケーションスキルがソフトウェア開発者には欠かせない。ソフトウェア開発はチームスポーツと似ている。特にDevOps(開発と運用の融合)を採用しているチームでは、コミュニケーションスキルが重要だ。キム氏はDevOpsチームの一員ではないものの、「自身が迷った場合には他のメンバーに助けを求めるためのコミュニケーション能力が必要だ」と語る。

 「非常に無口で、誰にも頼らずに物事を理解し、解決しようとする人がいる。こうした姿勢は理想的ではない」。「Go」「Python」「Java」などのプログラミング言語に精通しているキム氏は、こう話す。「優れたコーダーではなくとも、優れたコミュニケーターになる必要がある」(同氏)

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