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VPNだけじゃない 意地でもインターネットにつながる“裏技”もしもインターネットが遮断されたら【第4回】

インターネットが遮断されても、ユーザーはその影響を回避できる可能性がある。どのような方法があるのか。さまざまな裏技をまとめた。

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 VPN(仮想プライベートネットワーク)関連の情報を扱うWebサイト「Top10VPN.com」(運営:PrivacyCo)によると、政府がインターネット遮断を実施しても、ユーザーは必ずしも泣き寝入りする必要はない。インターネット遮断を回避する裏技を紹介する。

VPNだけではない インターネットにつながる裏技

 Top10VPN.comによれば、インターネットが完全に遮断されれば、基本的にユーザーには打つ手がない。部分的な遮断であれば対策はあるという。具体的には下記の通りだ。

  • VPNの利用
    • 特定のIPアドレスへのアクセス拒否やドメインネームシステム(DNS)のフィルタリングを回避できる。ただしインターネット遮断と同時に、政府がVPNツールをダウンロードできなくする可能性があるため、事前にダウンロードしておく必要がある
  • Tor(The Onion Router)ブラウザの利用
    • 匿名でインターネットにアクセスできる
  • SIMカードの購入
    • 隣接国から国際ローミングできる可能性がある
  • 現地系のチャットツールの利用
    • 「WhatsApp」や「Facebook Messenger」など、世界的に広く使われている欧米系のチャットツールは遮断対象になりやすい

 他にもTop10VPN.comは、近距離無線通信技術の「Bluetooth」に準拠したデバイスによるメッシュネットワークを使えば、インターネット接続ができなくてもメッセージのやりとりができると説明する。相手に送りたいと考えているデータをUSBドライブや外付けHDDに入れ、ハードウェアで受け渡す手もある。


 第5回は、インターネット遮断について国際連合(UN)の担当者がどう見ているのか、その見解を紹介する。

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