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Windows 11を異様に遅くする「CPU使い過ぎ」問題 “犯人”の見つけ方は?「Windows 11」パフォーマンス問題解消法【第3回】

「Windows 11」のパフォーマンス低下を招く原因の一つが「CPUの使い過ぎ」だ。CPU使用率のチェックは、問題解決の第一歩となる。具体的にはどうすればよいのか。

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 MicrosoftのクライアントOS「Windows 11」を快適に使うためには、データ処理速度の低下といったパフォーマンス低下を防ぐことが重要だ。もしパフォーマンス低下が発生してしまったら、どのような手を打てばよいのか。Windows 11のパフォーマンス問題の解決を図る「5つのステップ」のうち、3つ目を取り上げる。

3.「CPU使い過ぎ」の“犯人”をチェック

 PCがマルウェアに感染しているかどうかをチェックし、感染を確認できなかった場合は、次にCPU(中央処理装置)の使用率をチェックしよう。CPU使用率チェックの方法は下記の通りだ。

  • システム管理ツール「タスクマネージャー」を起動し、「詳細」タブを開く
  • 列名の「CPU」をクリックして、降順に並べ替える
  • CPU使用率上位のプロセスを確認する

 タスクマネージャーで以下の状況が確認できる場合、特定のプロセス(プログラム)がWindows 11のパフォーマンス問題を引き起こしている可能性がある。

  • 最もCPU使用率の高いプロセスが「System Idle Process」(CPUの未使用率を示す仮想プロセス)ではない
  • CPU使用率60%以上のプロセスが継続して表示されている

 CPU使用率が高くなる原因は、プロセスによって異なる。該当プロセスを含むソフトウェアのベンダーがトラブルシューティングページを公開している場合、そのページで解決策を確認するとよい。インターネットで専門家が提供する情報も、解決策を探すヒントになることがある。

 解決策を試すに当たっては、何を試したかを記録しておこう。そうすれば、うまくいかなかった解決策を特定し、無駄な作業を繰り返すことを避けることができる。


 第4回は、4つ目のステップに焦点を当てる。

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