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EdgeでIEモードを強制化する「エンタープライズサイトリストマネージャー」って何?「IEモード」を使いこなすには【第4回】

「Microsoft Edge」で「IEモード」を使う際に役立つのが「エンタープライズサイトリストマネージャー」だ。その使用時に覚えておくべき基本事項を紹介しよう。

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 MicrosoftのWebブラウザ「Microsoft Edge」には、「Internet Explorerモード」(IEモード)という機能がある。IEモードは、同社のWebブラウザ「Internet Explorer」(IE)を前提としたWebサイトを、Edgeで適切に表示可能にする機能だ。

 IEモードを確実に利用するには、Webサイト管理ツール「エンタープライズサイトリストマネージャー」(Enterprise Site List Manager)が役立つ。エンタープライズサイトリストマネージャーを使いこなす上で、覚えておくとよいことが幾つかある。

 業務用WebサイトのURLリストを管理できるエンタープライズサイトリストマネージャーは、IT管理者がIEモードを利用するWebサイトを指定するために利用できる。エンドユーザーがURLリストにあるURLにアクセスする際、EdgeはそのWebサイトをIEモードで自動的に表示する。URLリストが完成した後、IT管理者はXML形式でURLリストを出力して保存可能だ。

 エンタープライズサイトリストマネージャーは、グループポリシー(エンドユーザーやデバイスごとの設定を一元管理する仕組み)によるアクセス制御が可能だ。グループポリシー「EnterpriseModeSiteListManagerAllowed」を有効化すると、エンタープライズサイトリストマネージャーの利用が可能になる。

 IEモードの利用は難しくない。ただしIEモードで表示するWebサイトのURLリスト管理には、継続的に取り組む必要がある。Webサイトの新陳代謝が進み、IEモードの利用が必要なWebサイトは少なくなっていくと考えられる。それまではIEモードは、IE前提Webサイトにアクセスするために、企業にとって有用なツールとなる。

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