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Dellは「APEX」でAWSやAzureとオンプレミスのストレージ管理を一元化する「クラウドとオンプレミスの融合」を進めるDell【後編】

ハイブリッドクラウドを推進するDellは、クラウドストレージとオンプレミスのストレージの一元管理を可能にすべく、「Dell APEX」を拡充させている。その中身とは。

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 Dell Technologies(Dell)は、同社のサーバやストレージなどのハードウェアをサブスクリプション形式で提供する製品/サービス群「Dell APEX」の拡充を通じて、クラウドサービスとオンプレミスインフラを組み合わせる「ハイブリッドクラウド」を推進しようとしている。具体的にはクラウドサービスとオンプレミスインフラの間で一貫した管理手法を実現するための製品/サービスの提供に力を入れ始めた。

Dell「APEX」でAWSやAzureのストレージとオンプレミスストレージを一元管理

 2023年5月開催の年次カンファレンス「Dell Technologies World 2023」で、DellはDell APEXサービス群として、ストレージ関連サービスを発表した。代表例が

  • Dell APEX Block Storage for AWS
  • Dell APEX Block Storage for Microsoft Azure
  • Dell APEX File Storage for AWS

の3種だ。これらのDell APEXサービスは、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoftが提供するクラウドストレージと、オンプレミスのストレージの一元的な管理を可能にする。DellがGoogleの「Google Cloud Platform」など、他のクラウドサービス向けにも同様のDell APEXサービスを提供するのかどうかは分かっていない。

 ハイブリッドクラウド推進のために、Dellが提供する製品に「Dell NativeEdge」がある。Dell NativeEdgeは、エッジ(データの発生源)にあるコンピュータの管理やセキュリティ対策などの作業を簡素化するためのソフトウェアだ。エッジコンピュータのリモート管理を可能にする。

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