リモートデスクトップでキーボードショートカットが使えなければ“あの設定”を確認すべし:リモートデスクトップのキーボードトラブル解消術【第3回】
リモートデスクトップでキーボードを適切に機能させるためには、「リモートデスクトップ接続」の設定を確認することが大切だ。設定の確認方法を説明する。
MicrosoftのクライアントOS「Windows」が標準機能として搭載する「リモートデスクトップ」は、離れた場所にあるPCやサーバといった端末を操作する機能だ。リモートデスクトップの利用中に、キーボードで文字が入力できないトラブルが生じることがある。トラブルシューティングの5つの手順のうち、4つ目を紹介しよう。
4.「リモートデスクトップ接続」を確認する
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連載:リモートデスクトップのキーボードトラブル解消術
リモートデスクトップのトラブルシューティング
トラブルシューティングを進める上で役立つのが、リモートデスクトップのクライアントアプリケーションである「リモートデスクトップ接続」の設定を確認することだ。IT管理者はリモートデスクトップ接続の設定を確認し、適切な内容に変更するとよい。
リモートデスクトップ接続を開き、左下隅にある「オプションの表示」をクリックすると、幾つかのタブが現れる。その中の「ローカルリソース」を選択すると、「キーボード」の項目を確認できる(画面1)。
キーボードの項目では、キーの組み合わせでマウス操作を代替できる「キーボードショートカット」の利用方法を変更可能だ。リモートデスクトップ接続のデフォルトでは、ローカル端末がリモートデスクトップのウィンドウを全画面表示している場合にのみ、リモート端末でキーボードショートカットが機能する。この動作は、プルダウンメニューで変更できる。
第4回は、トラブルシューティング手順の5つ目を紹介し、5つの手順を試行してもトラブルが解決しない場合の対処法を説明する。
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