Windows 11の「よくあるトラブル」を自動で解消する“便利ツール”の使い方:Windows 11のトラブルシューティング6選【第4回】
「Windows 11」搭載のPCを利用していると、解決しにくいトラブルに見舞われることがある。問題を解決する方法の一つとして、Windows 11のトラブルシューティング機能を試してみよう。
MicrosoftのクライアントOS「Windows 11」を利用していると、なかなか解決できない問題が生じることがある。そうした場合は基本となるトラブルシューティングを一つ一つ試してみよう。本稿は一連のトラブルシューティングのうち、4つ目としてWindows 11が備えるトラブルシューティング機能を紹介する。
「Windows 11」のトラブルシューティングその4:自動解決
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連載:Windows 11のトラブルシューティング6選
- 第1回:「Windows 11がどこかおかしい」なら最初に試すべきトラブル解消法“更新”とは?
- 第2回:Windows 11“やっぱりおかしい”の原因はストレージの「あの問題」の可能性
- 第3回:Windows 11のトラブル原因は「システムファイル」にあった? その確認方法とは
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システムファイルの整合性を検証するコマンドラインツール「システムファイルチェッカー」(SFC:System File Checker)を試しても問題が解決しない場合は、トラブルシューティングツールを実行しよう。Windows 11は、さまざまなシステムの問題を自動的に修正するトラブルシューティングツールを組み込んでいる。
Windows 11のトラブルシューティングツールにアクセスする手順は以下の通りだ。
- スタートメニューから「設定」アイコンをクリックする
- 設定画面が開いたら、「システム」タブを選択する
- 表示されたリストをスクロールして、「トラブルシューティング」をクリックする
トラブルシューティング画面には、Windows 11の基本的なトラブルシューティングの選択肢が表示される。通常は「その他のトラブルシューティングツール」をクリックする。これで自動トラブルシューティングのリストが表示される。
リストをスクロールして、PCに起きている問題に最も近いと考えられるものを見つけよう。対象の項目を見つけて「実行する」をクリックすると、そのトラブルシューティングのプロセスが起動する。各トラブルシューティングそれぞれの動作は多少異なるが、通常はウィザード(対話形式による操作)のインタフェースを使用しており、自動で診断と修復を実施する。
第5回は、Windows 11のシステムを特定時点に復元する方法を紹介する。
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