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SSDに「HDD」ではなく「テープ」を融合する“FLAPEだけの良さ”とは?謎のストレージ「FLAPE」の利点【後編】

記録媒体の技術的な進化だけではなく、使い方によってもストレージの進化はもたらされる。SSDとテープを組み合わせる「FLAPE」にはどのような利点が見込めるのか。

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管理者 | ストレージ | 技術解説


 ストレージに搭載する新種の記録媒体が登場することはめったにないが、ストレージの使い方によって、ユーザー企業はデータ保管の新たな体験を得られる可能性がある。その一つがSSDとテープを組み合わせる「FLAPE」だ。HDDを組み合わせたストレージにはない、FLAPEだけの利点とは何か。

“HDD×SSD”にはない「FLAPE」だけの利点とは?

 他の階層型ストレージと同様に、FLAPEはデータをアクセス頻繁が高い「ホットデータ」と、アクセス頻度が低い「コールドデータ」に分類する。主に2通りの活用方法が考えられる。まずはホットデータをSSDに、コールドデータをテープに保存する方法だ。全てのデータをテープに保存し、SSDをキャッシュとして使って読み書きの速度を向上させることもできる。

 階層型ストレージの発想は新しいものではない。大半の階層型ストレージでは、コールドデータはテープではなくHDDに保存されることになる。FLAPEと違うのは、HDDを使うことでコールドデータの読み込みは速くなるが、コストがより高くなる可能性があることだ。

 SSDとHDD、テープを組み合わせた3層の階層型ストレージを構成することもできる。こうした3層の階層型ストレージでは、それぞれのストレージ種別に応じて次のように使い分けるとよい。

  • SSD
    • 頻繁にアクセスするデータの保存
  • HDD
    • SSDに保存するデータより頻繁には使用しないものの、時々参照する必要があるデータの保存
  • テープ
    • まれにしかアクセスしないデータの保存や、長期的に保管しておく必要のあるデータのアーカイブ

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