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【IT現場の謎用語】「破滅のピラミッド」: IT現場の「裏常識」一問一答クイズ(2/2 ページ)
今回の用語は「破滅のピラミッド」。手を入れるほど深みにハマる……まるで古代遺跡の呪いのようなアレです。
用語の意味は?
答えは「多重に入れ子になった条件文」でした。
「破滅のピラミッド」とは、条件文や繰り返し文を幾つも重ねてしまい、読むのが難しくなるコードの構造を指します。
例えば、以下の構造は条件文である「if」を多重に入れ込んでいます。
if (doom == true) {
if (gloom == true) {
if (boom == true) {
if (tomb == true) { }
}
}
}
破滅のピラミッド内のロジックはメンテナンスが難しく、他の開発者が更新する際にエラーが起こりやすくなってしまうので、避けるべき書き方だとされています。
次回も、IT現場で見かける独特な用語を紹介していきます。
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