Column

ベンダーがオープンソースモデルに移行している本当の理由

オープンソースビジネスモデルを採用するベンダーが増えている。コラムニストのポール・ギリン氏が、ユーザーがこの新たなベンダー動向を利用するにあたっての注意点をアドバイスする。

 今日では、ベンダーがオープンソースを採用する動きがいたるところで見られる。IBM、CA、ヒューレットパッカード(HP)、サンマイクロシステムズなど、多くの大手IT企業が膨大なコードをオープンソースコミュニティーに公開している。オラクルもこの数カ月にオープンソースソフト会社を2社買収した。マイクロソフトまでもがJBossおよびシュガーCRMと提携し、各社の製品とWindowsとの相互運用性の向上に取り組んでいる。さらに、ここ数年で何十社もの小規模企業が自社製品をオープンソース化している。

 こうした動きは確かに心強いが、皮肉な見方をすれば要注意だ。一見利他的に見えるこれらの取り組みには、自社利益の追求という面も感じられる。成功しているソフト会社がオープンソースビジネスモデルをわざわざ進んで採用するとは考えにくい。

 本当にオープンソースの精神に目覚めたベンダーもいるのは確かだが、ベンダーはここで紹介するような別の理由からオープンソースに取り組んでいるのかもしれない。

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