Column
MySpaceの危険性――間違ったSNS利用が新たな脆弱性となる
日本でもmixiが人気を呼んでいるソーシャルネットワーキングサイト。だが、従業員が間違った利用をした場合、企業システムへの脅威ともなる。
米国で大人気のソーシャルネットワーキングサイト(SNS)MySpace.comは、多くの企業にとって特に重要な存在ではない。だが最近は、社員が仕事中に自分のSNSアカウントにアクセスし、セキュリティの問題を引き起こすケースが問題となっている。
そうした行為は仕事の生産性を損なうだけでなく、キー入力を盗み取る偽のMySpaceサイトに社員が誘導されるという問題にもつながっている。ときには、MySpaceへのログイン名とパスワードをキャプチャされてしまった社員が、同じログイン名とパスワードを社内のネットワークや機密情報を含むデータベースなどへのアクセスにも使っていたというケースもある。
MySpaceは現在6300万人のユーザーを擁し、ヤフーに次いでアクセス数が第2位のドメインとなっている。だが、フレンドスターやフェースブック・ドットコム(大学生向け)などを含め、SNSはいずれも仕事場のコンピュータや社内ネットワークと接続された自宅のコンピュータから誤った使い方をされた場合、トラブルを招くことになりかねない。
米国で大人気のソーシャルネットワーキングサイト(SNS)MySpace.comは、多くの企業にとって特に重要な存在ではない。だが最近は、社員が仕事中に自分のSNSアカウントにアクセスし、セキュリティの問題を引き起こすケースが問題となっている。
そうした行為は仕事の生産性を損なうだけでなく、キー入力を盗み取る偽のMySpaceサイトに社員が誘導されるという問題にもつながっている。ときには、MySpaceへのログイン名とパスワードをキャプチャされてしまった社員が、同じログイン名とパスワードを社内のネットワークや機密情報を含むデータベースなどへのアクセスにも使っていたというケースもある。
インターネットサービスプロバイダー、アースリンク傘下のアンチスパイウェアベンダー、アルリア・ソフトウェアでセキュリティ脅威調査/エンジニアリング担当ディレクターを務めるヒエプ・ダン氏は次のように語っている。「MySpaceで問題なのは、同サイトがこの2年間でポップカルチャーの象徴へと急成長したことだ。MySpaceはインターネットの新たな活用法としては優れているが、悪意を持った人に利用されると問題だ」
MySpaceは現在6300万人のユーザーを擁し、ヤフーに次いでアクセス数が第2位のドメインとなっている。だが、フレンドスターやフェースブック・ドットコム(大学生向け)などを含め、SNSはいずれも仕事場のコンピュータや社内ネットワークと接続された自宅のコンピュータから誤った使い方をされた場合、トラブルを招くことになりかねない。ダン氏によれば、プロフィールをごまかせば簡単に他人になりすませるため、ID盗用にもつながりやすい。また、意図的であれ、意図せずにであれ、ユーザーが仮想サークル内の第三者に社内の機密情報へのアクセスを許してしまう危険性もある。そして、SNSには、ウイルスやワーム、トロイの木馬を放つハイパーリンクも存在している。
さらには、偽のMySpaceサイトへのリンクによるフィッシング攻撃の問題もある。アルリアのある研究員は2006年3月、偽のMySpaceページにユーザーを誘導し、ログイン情報の入力を求めるMacromedia Flash動画ファイルが出回っていることを発見した。
「つまり、悪意のある人が他人のユーザー名とパスワードを入手し、そのユーザーのプロフィールにログインして、電子メールやブログを盗み見できてしまうということだ」とダン氏。
だが、企業にとってさらに深刻なのは、いかに頻繁に同じログイン情報が使われているかという問題だ。「ユーザーの多くは、1つのパスワードを、オンラインバンキングや電子メール、IMアカウントなど、複数のアカウントで利用している」と同氏。
マシンが悪性コードに感染したことを示す兆候は、既によく知られているだろう。デスクトップに見慣れないショートカットが現れたり、ホームページがハイジャックされたり、ポップアップウィンドウが次々に表示されたりなどの兆候がある。そして、そのまま何も手段を講じなければ、最終的には「死のブルースクリーン」が表示されることになるだろう。
こうした攻撃によるリスクを緩和するために、企業はインターネット使用ポリシーでSNSに関する条項を明確に定め、禁止されたサイトへのアクセスを遮断するためのコンテンツフィルタリングを使用すべきだ、とダン氏はアドバイスしている。さらに企業はアンチスパイウェアとアンチウイルスソフトウェアをインストールして、定期的に更新し、ファイアウォールが適切に設定されているかを確認する必要がある。
ダン氏によると、いまやスパイウェアは楽曲の歌詞サイトや児童向けの宿題支援サイトを含む、より広範なサイトに含まれるようになってきている。
「広告収入のためにトラフィックを増やす必要のあるサイトはどこであれ、スパイウェアの温床となりがちだ」と同氏は警告している。
アルリアは最近、SNSに関連したセキュリティの問題を検証すべく、米財務省シークレットサービス、地元の警察当局、セントラルフロリダ大学と提携し、インターネットをどのように安全にナビゲートすべきかについて、保護者や教師、子供たちを教育するための「Digital Knights」と呼ばれるプログラムを発足させている。
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