Case Study

企業のWebフィルターを出し抜く社員たち

企業が情報を守るために採用しているセキュリティツールを「社員監視の道具」と見なし、なんとか出し抜こうとする社員は常にいるものだ。

 ワシントン・グループ・インターナショナルのような大企業では常に、会社の方針で禁じられているWebサイトを見に行ったり、許可されていないプログラムを使おうとする社員がいる可能性がある。

 同社のITセキュリティディレクターを務めるエド・ビアンカレリ氏は、P2Pの使用と、ポルノサイトやギャンブルサイトの閲覧を禁止する厳格なWeb使用ポリシーを定めている。社員がこのポリシーを破らぬよう侵入防御システム(IPS)アプライアンスを採用しているが、最強のセキュリティツールをもってしても、全社員にポリシーを遵守させるのは不可能だと分かった。

 ビアンカレリ氏のようなIT専門家にとって、もう1つの問題は、社内でWebを閲覧する悪意はないと思われる社員が、セキュリティ保護プログラムを社員監視ツールと見なすことだ。セキュリティソリューション企業ベリセプトの上級副社長、ジョセフ・コルテール氏によると、こうした考えの社員は企業のセキュリティツールを出し抜く方法をネット上で探すという。

 「企業は顧客情報と知的財産を守ろうとしており、社員による侵害があまりにも多いことを懸念している」と語るコルテール氏の勤めるベリセプトは、WGIの社員がアクセスするオンラインコンテンツをビアンカレリ氏が監視するのを助けている。「社員がさまざまなサイトを閲覧するのを阻止するURLフィルタリング技術があるが、こうしたツールを出し抜く方法を社員に教えるWebサイトがある」(コルテール氏)

印刷する
SNSでシェア

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー