Office担当者にインタビュー
Office 365は機能の追加よりも使いやすさ重視へ方向転換
毎日のようにコードが更新されるOffice 365では、ユーザーが新機能を把握し、使いこなすのは困難になっている。この現状は、Office担当ゼネラルマネジャーも把握しているという。
クラウドコンピューティングの普及に伴い、アプリケーションのライセンス体系、開発方式、配布方式などが大きく変わりつつある。米MicrosoftのOffice担当ゼネラルマネジャー、ジュリア・ホワイト氏は先日、そんな変化がユーザーにどう影響を及ぼすかについて語った。
Computer Weekly日本語版 12月17日号無料ダウンロード
本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 12月17日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。
なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。
かつてオンプレミスのMicrosoft Officeが主流だった時代、Microsoftはバージョンアップのたびに新機能を多数追加した。そして、同社の製品はもはやブロートウェア(肥大化したソフトウェア)だと、ユーザーから非難の声が上がるようになった。製品に含まれる機能の20%しか利用しないユーザーも珍しくなく、(バージョンアップで追加された)新機能を使いこなそうとすると、その学習曲線は急こう配になった。
ソフトウェアがサービスとして公開される時代を迎えて、状況はさらに悪化した。Microsoft Officeの開発は継続しており、バージョンの更新ファイルを公開する頻度が高くなったからだ。SaaSプロバイダーとしてのMicrosoftの課題は、価格面の競争力を維持しつつ、製品の価値をアピールすることだ。
SaaSプロバイダーの場合、新機能を適用してくれるユーザーを十分獲得できなければ、結果として価格だけの競争になる。そこでGoogleは、Microsoft Officeユーザーに積極的に狙いを定めて、クラウドベースのコラボレーション、事務処理の生産性向上、電子メールなどを掲げて、エンタープライズ製品の売り込みを仕掛けている。
Microsoft製品からGoogle製品に乗り換えた企業は、機能が豊富すぎるMicrosoft Officeに比べ、Google製品は十分な機能を備えていて、かつ費用を抑えられるという。無料版を提供しているライバルのGoogleと違って、Office 365は全て(有料の)サブスクリプションが必要だ。
Office 365のセキュリティ
セキュリティは現在、競合製品との機能競争の最前線となっている。Microsoft Office 365は欧州連合(EU)によって策定された標準契約条項(EUモデル契約条項)やISO 27000規格などに準拠している。Office 365で操作するデータは暗号化されるので、セキュリティは確保される。
2014年10月にスペインのバルセロナで開催されたMicrosoft主催のカンファレンス「TechEd Europe 2014」で、ジュリア・ホワイト氏は本誌Computer Weeklyのインタビューに応じて、同社がセキュリティと製品の使いやすさとのバランスをどう取っているかについて、次のように語った。
続きはComputer Weekly日本語版 12月17日号にて
本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。
■Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー
Computer Weekly日本語版 12月3日号:iPad vs. Windows 8.1 勝者は?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
急増する「AIはこう言ってる」マン 判断を狂わせる「AI忖度」を防ぐには?
-
2
取手市がVDIと決別した理由 更改費用「4倍超」を約1.7倍に圧縮
-
3
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
4
自宅のWi-Fiが「遅い」「途切れる」本当の原因は? Dellが推奨する鉄則
-
5
本当に安いPCで十分か? “すぐ重くなる”を防ぐノートPC選びの絶対条件
-
6
Claudeの不可視透かしに批判殺到 著作権消失や誤判定に潜む企業リスク
-
7
100億円の「Linux更新」を回避 みずほ銀行が選んだ“おきて破り”のRHEL延命策
-
8
221人調査で分かった「情シス最大のストレス」は?
-
9
LLMの「過学習」、正しく説明している文章はどれ?
-
10
レガシー基幹システムをSAPに統合 山善が突き止めた「標準化と個別最適」の境界線
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
年収2000万「クラウドセキュリティのプロ」になれる資格とは
-
2
セキュリティソフトをすり抜ける標的型攻撃メール、不審メールの見破り方とは?
-
3
Windows Updateの通信集中で回線が逼迫、ネットワーク刷新事例に学ぶ解決策
-
4
財務を戦略的組織へ進化させるAI活用術、4つの主要な障壁と解消方法
-
5
「NAS」「SAN」「DAS」は何が違う? いまさら聞けないストレージの基礎
-
6
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
7
標的型攻撃メールを見破るには? サンプル文面を例に傾向を解説
-
8
商用利用の安全性を確保し大量のコンテンツを高速で生成する、AI活用の秘訣
-
9
マンガで解説、1日で生成AI環境を構築できるワークショップの中身とは?
-
10
Dark AIが台頭する時代の新発想、「より高度なAIで対抗する」具体的方法とは?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー