OpenShiftとの統合も強化
分散ファイルシステム「GlusterFS」の高速化と自己修復機能強化
Red Hatが、同社の分散ファイルシステムを機能強化して実用度を高めた。メタデータキャッシュやコンテナでの展開などの新機能を紹介する。
Red Hatは、同社のファイルシステム「GlusterFS」の機能強化を幾つか発表した。検索速度向上を目的とするメタデータキャッシュの強化、Red Hatのコンテナプラットフォーム「OpenShift」との密接な統合などがその例だ。
Computer Weekly日本語版 6月7日号無料ダウンロード
本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 6月7日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。
なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。
「Gluster Storage 3.2」(以下、Gluster 3.2)へのアップグレードによって「Arbiter Volumes」も追加される。この機能により、ボリュームの完全コピー3つではなく、ボリュームの完全コピー2つとメタデータのコピー1つを用意すれば、ファイルシステムクラスタの一貫性欠如が解決される。また、イレージャーコーディングボリュームの自己復旧も高速になる。
GlusterFSはNAS型で、ファイルアクセスは並列ファイルシステムになっている。そのため、大量のファイルを含む単一の名前空間で複数のノードにスケールアウトできる。データ保護は3ウェイレプリケーションか、イレージャーコーディングで実現している。
GlusterFSのような並列ファイルシステムは、大量に保持される非構造化ファイルデータに最も適している。このようなワークロードのデータ保持手段として、並列ファイルシステムとオブジェクトストレージとの競争が激化している。
Gluster 3.2はクライアントサイドキャッシュにより、メタデータ操作が強化されている。そのため、ディレクトリ操作や検索などを行うためにサーバに移動する必要はない。仕様では、前バージョンよりも速度が最大8倍高速になるとされている。
Red HatはGlusterFSとOpenShiftの統合を強化している。これにより、コンテナでGlusterFSのインスタンスを展開して、そのインスタンスをクラスタとしてジオレプリケーションに接続し、OpenShiftを実行しているホスト上でアプリケーションをサポートできる。
これにより、GlusterFSの展開オプションが増え、ファイルシステムノードの展開オプションとして物理コンピュータ、仮想マシン、クラウドの他に、コンテナが加わる。
Arbiter Volumesの導入により、前述の通り完全コピー2つとメタデータのコピー1つでクラスタを一致させられるようになる。主なメリットは、ストレージ容量の減少とハードウェア要件の削減だ。
Red Hatのストレージ製品責任者サヤン・サハ氏は次のように語る。
続きはComputer Weekly日本語版 6月7日号にて
本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。
■Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー
Computer Weekly日本語版 5月24日号 ブロックチェーンの意外な活用法
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Excel至上主義」の終わらせ方 丸2日の手作業地獄から情シスと現場を救うには
-
2
急増する「AIはこう言ってる」マン 判断を狂わせる「AI忖度」を防ぐには?
-
3
取手市がVDIと決別した理由 更改費用「4倍超」を約1.7倍に圧縮
-
4
221人調査で分かった「情シス最大のストレス」は?
-
5
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
6
「AI時代の統合基盤・エンタープライズAI管理」に関するアンケート
-
7
自宅のWi-Fiが「遅い」「途切れる」本当の原因は? Dellが推奨する鉄則
-
8
100億円の「Linux更新」を回避 みずほ銀行が選んだ“おきて破り”のRHEL延命策
-
9
本当に安いPCで十分か? “すぐ重くなる”を防ぐノートPC選びの絶対条件
-
10
Claudeの不可視透かしに批判殺到 著作権消失や誤判定に潜む企業リスク
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
年収2000万「クラウドセキュリティのプロ」になれる資格とは
-
2
セキュリティソフトをすり抜ける標的型攻撃メール、不審メールの見破り方とは?
-
3
Windows Updateの通信集中で回線が逼迫、ネットワーク刷新事例に学ぶ解決策
-
4
財務を戦略的組織へ進化させるAI活用術、4つの主要な障壁と解消方法
-
5
「NAS」「SAN」「DAS」は何が違う? いまさら聞けないストレージの基礎
-
6
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
7
標的型攻撃メールを見破るには? サンプル文面を例に傾向を解説
-
8
商用利用の安全性を確保し大量のコンテンツを高速で生成する、AI活用の秘訣
-
9
マンガで解説、1日で生成AI環境を構築できるワークショップの中身とは?
-
10
Dark AIが台頭する時代の新発想、「より高度なAIで対抗する」具体的方法とは?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー